ATI Radeon HD 5770 Graphics Upgrade Kitを
Mac Pro (Early 2008)に載せる

Apple LED Cinema Display 27-inchを入れることにしたのですが、うちのMac Pro (Early 2008)にはMini DisplayPortがない… ということで、ATI Radeon HD 5770 Graphics Upgrade Kitを載せてみることにしました。
ATI Radeon HD 5770 Graphics Upgrade Kit

まず箱を開けてみます。

箱を開けます。
約 W43 × H11 × D22 cmと結構デカい箱です。
グラフィックカード、補助電源ケーブルの他、マニュアルなどが入ってます。

では、取付けましょう。

古いカードを外します。
まず始めに、Mac Proに載っているグラフィックカードを外します。Mac Pro側面のカバーを外してPCIブラケットのネジを回して取り外します。そして写真のように黒いレバーを引きながらグラフィックカードを引き抜きます。

2600 vs 5770
折角なのでATI Radeon HD 2600 XTと並べてみます。
5770は大人の装い…

隣のスロットカバーも外します。
5770カードは2スロット使うので、隣のスロットのカバーも外します。最初これを付けたまま取付けようとしてました。我ながらアホすぎる…

補助電源ケーブルです。
補助電源ケーブルです。コネクタの小さい方がMac側、大きい方が5770カード側になります。Mac側から接続した方が取付けやすいです。

Mac側補助電源コネクタの位置
補助電源ケーブルのMac側の接続先はここです。コネクタが2コありますがどっちでもいいようです。

Mac側から補助電源ケーブルを取付けます。
補助電源ケーブルを取付けました。あえて書く事でもないですが、コネクタが黒色で見にくいのでLEDライトで照らすとやりやすかったです。

いよいよカードの取付けです。
では5770カードを取付けます。そのまま付けようとするとフレームに当たってしまうので、接続ポートがある方を先にMacの中に…
って、そこまで書かなくてもわかりますね。

カード側の補助電源コネクタの位置
5770カードの補助電源コネクタは通風口の中にありますので、先に接続した補助電源ケーブルをここに差し込みます。

取付け完了
取付け完了です。かっこいいけど、開けたときしか見られないよ (´・ω・`)

接続ポートです。
接続ポートはこんな感じです。素敵。

システムプロファイラ
システムプロファイラで見るとこんな感じです。

交換はこんな感じですが、参考になりましたでしょうか…
ベンチマークテストは他のサイトに任せます。

参考までにMac Proの消費電力を載せておきます。
※ワットチェッカーで測定

・アイドル時
 2600 171W
 5770 175W

・スクリーンセーバー動作時
 ※スクリーンセーバーはFlurry
 2600 194W
 5770 194W
 電気喰うし、LCDは焼付かないので普段スクリーンセーバーは使わないですが…

・HD動画再生時
 Apple QuickTime HD Galleryにある1080pの動画
 2600 2600は計ってませんでした。ゴメンナサイ…
 5770 215W

・スリープ時
 2600 7W
 5770 5W
 なぜか下がる。

・電源OFF時
 2600 1W
 5770 1W

スリープ復帰時とかファンが全開で回る時の音は大きくなってるような
気がしますが、通常は静かです。

68x0がリリースされて、置いてけぼり感がちょっと悲しいですが、
何はともあれ、これでMac Pro (Early 2008)もパワーアップ !!!
2012年頃までは、まだまだ活躍してもらいます。

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Comments

窪田郁久 wrote:

付属の説明書は2008のmacと違い、困っていました。
ありがとう御座いました。
この記事のお陰で助かりました。
2013.04.24 Wed 06:59

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